2016/09/10

猫回虫

軟便だったグリちゃんは胃腸が弱いのではなく、お腹に虫を飼っていたことが検便で判明。
おうちに引き取ってから約1ヶ月後のことです。

シェルターで駆虫をフロントラインとドロンタールを1回づつしていますが、猫回虫の駆虫は薬を飲んだタイミングにより残ってしまう可能性もあるのです。

猫回虫とは小腸寄生線虫のひとつです。
お外で保護された猫ちゃんはほぼお腹にいます。

感染方法は、母親からもしくは糞と一緒に排泄された卵からです。

排泄されたばかりではまだ感染力はなく、感染する卵になるのに一週間ほどかかります。
ですから、感染がわかっても日々トイレをきれいにしていればそんなに神経質になることはありません。

回虫の生活環には、腸外移行があります。
口から感染力を持った卵が体内に入った場合、胃を通り腸内に移行し、そこで幼虫になります。
そこから一旦腸を出て、肺と肝などへ移行しながら成長します。
咳などで肺から胃に入り、また腸へ戻ります。
この生活環は2-3週間かかります。
そしてまた腸で卵を生むといったサイクルです。

症状はこんな感じ。
嘔吐、下痢、腹部膨満、体重が増加しない、咳、毛並みが悪い
大人の猫は無症状のことが多いらしですが、子猫の場合は何かしら上記の影響が出ます。

そうそう、グリちゃんも嘔吐が2回ほどありました。
透明の液体に白い泡が混じっている状態の嘔吐物です。クンクンすると甘いおかゆのような香り。
これは胃液で、猫は空腹すぎると胃液を吐いたりします。
そのため、気にしていませんでしたが、これも猫回虫の影響だったんでしょうね。

詳しくは専門的なサイトをみるか獣医さんに聞いてくださいね!

この、体内をめぐる2-3週間の間には駆虫薬は効かないのです。
その為、一度の駆虫では駆除できないケースがあるのですね。
ドロンタールは、一度飲んだ後、2-3週間後にもう一度飲んでおくと確実です。

グリちゃんも、再度ドロンタールを飲ませていただき軟便問題は解決しました!

投薬後のだいたい次の日に回虫は死んでウンチに混ざって出てきます。
目視できることもありますし、溶けて分からなくなって出てくることもあります。

ウンチが絶好調!

ドーン
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